超高解像度・5眼カメラは真下(1台)と斜め方向(4台)、合計5台のカメラで同時に撮影が可能

3軸ジンバル・5眼カメラ(オブリークカメラ)

オブリークカメラの利用分野は、都市モデル、景観シミュレーション、構造物や急傾斜面の測量、建設現場、事故現場と災害状況の確認、鉄塔や電線離隔の調査、構造物ひび割れ調査、亀裂橋梁などのインフラの維持管理や、リアルに表示したモデルをバックグランドにして、AR・VRで活用されています。

低空で飛行するドローンのオブリークカメラは、より高解像度の斜め写真を撮影できます。ビル壁面の下部に対して、ゆがみの少ないモデルを作成し、市販のSfMソフトウェアで3Dマップを構築できます。

オブリーク5眼カメラ PSDK 102S V3について

5眼カメラは安定性を高めるだけでなく複数の方向から撮影可能です。

3軸ジンバルはカメラの安定性を確保し、元のデータと計算した空中三角測量の間で高いオーバーラップを実現します。ピッチングの角度は180度以内で自由に調整でき、斜め撮影で取得したデータを詳細を見ることができます。

オブリーク5眼カメラ PSDK 102S V3の仕様

モデル名 PSDK 102S V3
サイズ 120x120x83mm(ジンバル無し) 、171x192x185mm(ジンバルあり)
重さ 600g(ジンバルなし) 、1,100g(ジンバルあり)
IP保護等級 IP5X
対応UAV機種 DJI M300 (M350) RTK, 他の固定翼、マルチローター、VTOL
操作温度 -10℃~40℃
保管温度 -20℃~50℃
絶対精度 平面 3cm、高さ 5cm、GSD=3cm
飛行速度 15m/s、オーバーラップ(正面80%、側面70%)
カメラ電圧 外部電源 DC 12-50V
カメラ取付 DJI Skyportまたは汎用インターフェース
カメラの数 5台
有効ピクセル数 単一レンズ≥ 25MP、 >125MP(合計)
センサーサイズ 23.1×15.4mm (APS-C)
ピクセルサイズ 3.76μm
画像サイズ 6144x4096ピクセル
データ保存 写真、POSファイル(GPS情報)、カメラ・パラメーター情報
焦点レンズ オブリークカメラ: 35mm、垂直カメラ: 25mm
オブリークカメラの角度 45°
ISOインターバル 50-200/50-400/50-640/50-800/50-1000/50-1600
シャッター速度 1/500, 1/640, 1/800, 1/1000, 1/1250
レンズ絞り構造 F5.6
データ容量 ストーレッジモジュール・取付取外し可能、 1280GB
撮影間隔 ≥0.5S
パラメータ調整 ISO調整、ホワイトバランス、カラーモード、シャッター速度、他のパラメータ;DJI Pilotでパラメータ変更可能
データ保存 データリード・モジュールで、コピー速度は最大300Mb/s
操作モード フライトコントロールトリガー、アイソメトリックトリガー、アイソクロナストリガー
安定化システム 3軸ジンバル(ピッチ、ロール、ヨー)
装着方法 DJI製X-Portインターフェイスで取外し可能、他UAVには汎用アダプタを使用
ジンバル回転範囲 ピッチ:-120°~+50°、ロール:±45°、ヨー:±160°
仕様は予告なく変更になる場合があります。

その他のオブリークカメラ

(1)DJIジンバル対応 高解像度SHARE 203S PRO

より高精度のオブリーク5眼カメラ、SHARE 203S PROについて

主な仕様:

  • レンズ:56mm x 4式 + 40mm x 1式
  • 画素数 45MP/式(合計:225MP)
  • 重量:830g(ジンバルなし) 、1,260g(ジンバルあり)
  • 対応UAV機種:DJI M300 (M350) RTK, 他の固定翼、マルチローター、VTOL

(2)ジンバル非対応 低価格SHARE 102S PRO V2

ドローンに直接搭載・オブリーク5眼カメラ、SHARE 102S V2について

主な仕様:

  • レンズ:35mm x 4式 + 25mm x 1式
  • センサーサイズ: 23.5×15.6mm (APS-C)
  • 画素数 24MP/式(合計:120MP)
  • 重量とサイズ:880g(ジンバルなし)、150x150x115mm
  • ドローン電源 DC 12-48V(手動・自動で電源on/off)