スキャンは3回行いデータを合成しました。精度良く合成されており、家屋は歪みのないデータになっています。
なお、データ合成やクリーニングなどの処理はOPTクラウドサーベイ点群処理ソフトで行っています。
歩きながら、室内、都市空間、狭い道路、
地下街、ビルの谷間、森林内を計測する
点群データはリアルタイムで表示可能
ハンディ3Dスキャナー モデルTrion S1は軽量・小型です。レーザーは360°x270°回転しながら、リアルタイムで点群データを取得します。GPSは不要で、手振れなどのドリフティングを最小化しています。室内外のスキャニング、都市空間マッピング、測量、被災直後の現場を短時間で計測できます。レーザーの速度は32万点/秒、距離120mで、高速で遠方の対象物を計測できます。



移動体(ドローン、自転車等)にも搭載可能
Trion S1は軽量小型のハンドヘルド3Dスキャナーで、計測中はリアルタイムで点群データを取得していきます。独自開発のローカライゼーション&マッピング (自己位置推定&地図作成)用エンジンを採用し、GPSは不要です。各種センサー(スキャナー、IMU)のデータを同時処理し、且つ手振れなど(ドリフティング)の最小化しています。ループクロージャ機能を採用しており、データの始点・終点の統合化することで、データ合成の精度向上に大きく寄与しています。

Trion S1の構成
- Trion S1スキャナー本体(データロガー、バッテリー付属)
- データ解析ソフトウェア
(データの合成、不要な点群データの削除など) - 携帯ディスプレイ
- バックパック(オプション)

Trion S1の特長
- GPSフリー、リアルタイムで点群データを短時間で取得可能
- ループクロージャ機能(データの始点・終点の統合化)
- リアルタイムで点群データ表示と取得
- 反射強度表示の採用で、エッジを鮮明に表示でき図面作成に役立つ
- trajectoryの出力(予定)
- カメラ(カラー点群の出力)(予定)
- [レーザー関連]
- レーザーの精度 0.8-2cm
- レーザー(センサー)数:16本
- クラス1速度:32万点/秒
- 範囲距離:120m
- バッテリー2個(ホットスワップ可能)
- 重量 合計4kg (スキャナーとデータロガー)
- 保護等級 IP54
計測事例
(1)河川計測:河川(往復で500m)を一度に計測する

(2)立木調査:SLAMスキャナーとOPT Cloud Survey点群処理ソフトで立木調査を行なう





赤と青は範囲外

名称、座標、半径、周長で出力

Trion S1の仕様
計測距離 | 120m | データ保存 | 計測中に点群データを自動保存 |
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計測速度 | 320,000点/秒 | 電源:ホットスワップ可能 | バッテリー x 2(各4時間) |
レーザーの数 | 316 (ビーム) | スキャナーの重量 | 1.8kg |
FOV | 360°x270° | データロガー | 2.2kg |
レーザーの精度 | 0.8~2cm | 計測方法 | 手持ち、又はバックパックで携帯 |
ビーム安全性 | クラス1 | IP基準 | IP54 |
メモリ | 512GB | ディスプレイ | 計測中に点群データを表示する |